ミッション(社会的使命)

 NPO法人にとって、ミッション(社会的使命)という概念は極めて重要なものとなります。ミッションとは、組織全体の目的・価値観と言うことができます。NPO法人のトップは役員ではなく、ミッションです。
 理事、監事、社員、有給スタッフ、ボランティア、名称の如何にかかわらず、皆が共通のミッションを持って行動しなければNPO法人の運営は成り立ちません。
 NPO法人の設立を考えるのであれば、まずはミッションを明確に定めることからはじめましょう。
 実現可能で明確なミッションを掲げることにより、法人運営の基本を確立させることができます。また、ミッションは、寄付者や助成金・補助金の提供者にとっての貴重な判断材料となります。
 NPO法人を運営されている方は、ミッションという概念を決して忘れてはなりません。

 

 

前橋中央硬式野球倶楽部のミッション

 少子化が進むなど、さまざまな背景から中学校の部活動が縮小傾向にあります。それを各スポーツにおいて任意のクラブチーム活動団体が補う状況が増えてきています。必然的な流れとはいえ、ボーイズリーグ群馬県支部においてでも、ここ数年で倍以上の規模になっています。
 しかし、クラブチームの活動は主に休日を利用して行われていることが多く、平日に関してはそれを補うまでには至っていません。その結果、部活動に比べ、どうしても詰め込み型の活動になってしまいます。また、指導者と中学生の接する時間が少ないので、コミュニケーションが不足し、上辺だけの人間関係やその場しのぎの人間関係となってしまい、裏表のある子供になってしまうなどの問題も出てきています。
 さらに、任意団体では責任の所在がはっきりしないので、チームや運営者や指導者が変わることが多く発展していかないことも問題点としてあげられます。
 活動団体の継続性の問題、指導者の問題、責任の所在など諸問題や不安を抱えたまま中学生たちとその親御さんたちが日々をすごしていることが多く、それらを少しでも打破できるように考えた結果が、この法人を立ち上げる動機であります。夢を大きく持たせることを言い続ける団体として、団体自身の夢を大きく持ち、前進することを考えていきます。
 前橋中央ボーイズ球団の発展はもとより、将来的にはボーイズリーグの枠だけにとらわれず、少年野球団体との連携や大会の主催、地域の硬式野球普及振興など大きく発展していく団体を目指していきます。

 

地域に必要とされる「野球スクール」の確立を目指します。

 

 前橋中央硬式野球倶楽部は、中学生硬式野球「前橋中央ボーイズ」の運営スタッフが必要性を感じ、創部20周年を迎えたことを機に設立されたNPO法人です。

 幼児から中学生の総合的な硬式野球スクールを目指しています。 
 モットーは「10年先を見据えた野球」であり、とにかく経験を重視しています。多くの選手を、多く大会に出場させることが特徴です。ベンチやスタンドに控える選手は中学時に必要ないと考えています。

 その中でジャイアンツカップや全国選手権に出場と、結果も残せるようになってきました。昨今は、OBには元NPB埼玉西武ライオンズの「星秀和」や元阪神タイガース・群馬ダイヤモンドペガサスの「廣神聖哉」がおり、他にも多くが高校や大学などで活躍してくれています。
 現在、前橋周辺地域から100名ほどの部員が所属し、各学年30人、90人規模をベースとして活動しています。経験重視の見地から、多くの選手に出場機会を与えるべく第2チーム「前橋中央クレインボーイズ(現前橋ボーイズ)」を設立しました。

 事業として人数が多くなる想定で、休日の主活動はもとより平日の活動の充実化を図っています。平日練習に加え学業補習事業として週に2日、補習教室を開設して勉強にも取組ませています。
 そのために部費などの大きな金額が動き、財産所有や責任所在、指導者の確保など多くの問題が出てきます。それらを克服するためのNPO法人化でありました。維持ではなく発展という選択をしたと思っております。
 地域-学校-家庭という結びつきの中で「地域」という重要なポジションを担うと自覚しております。「近所の厳しいおじさん」的な地域教育を、学校ではできない地域教育を、家庭に繋がる地域教育を、実践していきたいと考えています。このような活動を続け、将来的にはスイミングスクールのような放課後事業として、地域に根付かせられるものを築いていければと思っております。